1%以下の幻の淡路ビーフ、それは味の伝説
日本で消費される和牛の中で、淡路島で生まれ淡路島で育てられ、淡路島の食肉センターで解体処理され、しかも日本食肉格付協会が定めた規格の「上」以上に相当する淡路和牛のみが、純粋に淡路ビーフを名乗ることができます。しかしその牛肉の割合は1%にも満ちません。温暖な気候の淡路島で純潔を守りながら育てられた繊細な淡路和牛は、他に例をみないその赤身肉に特長があります。飼料の改良と長年の研究から比較的脂肪の少ない肉質にコクとうま味が凝縮した絶品が生れました。
有名ブランド牛肉のルーツ、淡路ビーフの旨さの秘密
淡路ビーフは筋繊維が細かくてやわらかく、与える資料によって脂肪が赤身肉の中まで細かく入り込み、筋肉の鮮紅色と、脂肪の白色が細かく交雑する「サシ」が入ります。最高級の味の秘密はこのような淡路和牛独特の育て方から生れました。熱を加えるとサシが溶け、赤身肉のうま味と脂肪の香りが微妙にとけあい、まろやかな和牛肉のおいしさをかもしだします。